2011年10月29日

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ボクの瞳が忘れてしまった色

ボクがクリスマスツリーが好きです。
正確には、あれについている赤や緑の
キラキラした丸いボンボリみたいなヤツとか
チカチカと着いたり消えたりする灯り。
あれが好きで、いつまでもボーっと見ていたりします。
幼いころにきっと見ていたのでしょう、
なんか、あれを見ていると
昔の一瞬に飛んで行けるような気がしたりします。
ツリーのイルミネーションそのものが
ボクの瞳がもう忘れてしまった色、
その色を思い出させてくれます。
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いまドイツにいてます。
広場に大道芸のオッチャンが来て
人が集まってくる。
全身、銀色に塗って、なにやら始めます。

子供たちが一番前に来るのは
世界どこでもおなじですね。
一番前の男の子は
コレ、何やろ~・・・と興味津々。

子供たちのその眼差しは、
瞳の色が違っても何故か人種を超えて
みーんな同じように見えるから不思議。
おばあちゃんに連れられたこの子は ↓
パンの端っこを持っていることも忘れて
口をあいて見てました。

オトナがこんな風に感動してモノを見たら
きっとすごい作品、アートにつながるでしょうね。
自分の感動を、人に伝える
こどもみたいに感動することを忘れてしまった。
なんとか取り返せないかな。
この子達を見てて、
そう思わずにはいれませんでした。