2011年09月27日

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カタチがあればモノリス化できるんだ

素描屋さん、でおなじみの寅吉さんが
面白いアプローチをしているのでご紹介。
先日のクロッキー会でボクの出したポーズを
立体に起こしてみたという、モノリス化。
モノリス、と言うところがユニークです。
枝葉を切り取って、感じた主張をズバリと作る。
最もシンプル化された表現ほど強い。
クロッキーの1枚ではもったいないポーズを
こうしてストックする、という発想もユニーク。
またモデルとすると、こういってもらえると嬉しい。
造形感覚のある美術モデルは計算してポーズを出します。
どの角度の人に、どう見えているのか。
それを頭に入れていて、ベテランには難しい角度を
初心者の描き手さんには見やすいポーズを出したりします。
(寅吉さんに出したポーズはこれに近いもので、
横から見たとき胴体と足の長さが印象として1:1、
寅吉さんは斜角後方に位置していていたので
その視点からいけば尻がボンと目に入って、
そこから脚が一本だけ直進するように見える、はず)

寅吉さんの観察。

これをモノリス化された。
感じたストーリーと共に。
描き手のインスピレーション広がり方、を改めて見せていただい気がした。