2012年08月15日

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『ユニフォームの下』 の勉強

大阪ROJUEクロッキー会のお昼休み、
絵描きの皆さんとゴハンしながらの会話。
”ちょうどオリンピックやっているからTVで毎日見るけど
選手のカラダの構造をを見てしまう”。
モデルHIRO人体構造学のセッションに出た方が、
そのように仰る。うれしいですね~。
別の方も、”体が見えないユニフォームの場合に
その下はどうなっているんだろと思う”、 とも仰る。
見せましょか、
女子スプリントのスタート地点。
ユニフォームの下はこうなってます。

これはアメリカのNatasha Hustings.
メドレーリレーの過去のメダリスト。
ESPN-Magazine The Body Issueから)
せっかくですから、
美術解剖学としておさらい。 まず頭から腕だけ ↓
■ 肩を覆う三角筋の位置。右腕の終止に注目。
■ 左右上腕はそれぞれ二頭、三頭、がキレイに出ている。
■ 首と肩の付き方、胸鎖乳突筋がどこまで行っているか。
■ 左腕からわずかに覗いている大胸筋。これを落とすと変な絵になります。
■ 右腕の長橈側手根伸筋の位置と、肘近辺のレリーフの意味が理解できてるか。
■ 左腕の三頭筋内側頭
何よりも、このポーズは腕に力が入っていて、
入っていない部分は女性的であること、は一目見てわかります。
全部筋骨隆々にするとミケランジェロになってしまう。
海外の選手は、こうしてヌードを見せてくれるひとが
結構いるから、勉強したい方、
ネットでさがしてみましょ。